日系ブラジル移民、100周年の日。

今日はブラジルに日本政府主導で移民していった最初の方々が彼の地に辿り着いてから、ちょうど100年なのだそうです。こないだMIYAがそう言ってた。*1
今日のNEWS ZEROでも語ってたみたいだけど、こないだMIYAの口から直接彼女らの話を聴いていたし、それを基にMIYAが書いた別の詩も読んでいた。だから、今日はすこし曇った天気にも快晴の日とはまた少し違った夏のにおいを感じながら、遠く地球の反対側の大地に生きたそう遠くはない人たちのことをMIYAを通して想い起こしながら過ごしていました。



そして、それとも連動しつつ朝イチで買ったわけです。彼がその想いをまとめた曲。

足跡のない道/きみはみらい

足跡のない道/きみはみらい


いつも思うのですが、とても重い、一歩間違えば足がすくみ全ての動きができなくなってしまいそうな記憶をこれだけ強く生きる力に変えられることは間違いなく"うた"の持つ偉大な力のひとつだし、それを創り出す方々は音楽家、いや"表現者"としてとても素晴らしい方々であると思うのです。MIYAもそのひとりやね。
僕は歌い手としてもひとりの表現者としてもそんな方々には比べることも失礼なほど遠いのですが、その強いエネルギーに惹かれて"うたって"いるのです。たぶん。


・・・空回りすることも多々あるけどね。今日の夕方の隊の練習なんかはそんな感じだったので反省。。。




他にも今日は偶然にも昼休みにまた某合唱団による「風になりたい」を聴けたりして、その偶然にさらにそんな想いを深めていた日だったのでした。






ブラジルに薫る夏のにおいは、日本のそれとは似て異なるものだったのだろうか。
彼らが遥か海を越えて必死に這いずり生きたその大地は、僕らの想う土のにおいをしていたのだろうか。


彼らが土にまみれた"足跡のない道"と、僕らがこれから歩む"足跡のない道"とは。

*1:宮沢和史さん。5/29の京都での「寄り道」公演にて。id:Yaen:20080529