クルマさん。

昨日のお話の続きですが、結論から書くとベタにプリウスに落ち着きました。ホンダのシビックも魅力的ではあったのだけど・・・。




今朝は予想通り草野球は雨天中止だったので、朝イチから父親と昨日の考えをすり合わせ。結局両者ともに一長一短というかそれぞれの個性が異なっていて判断できないので、僕の試乗を待たずにお値段でどれだけ割り引いてくれるかで判断をすることになりました。元々プリウスは高かったところをトヨタさんお得意のお値引き作戦でシビックと同じ価格になっていたので、今度はホンダさんに電話でその状況を説明。・・・ですが15分後に返ってきたお返事は、「ハイブリッド車はむりぽ。エンジン車ならいくらでもなんとかなるけど・・・。」というものでした。
こうなるとうちの場合は日常利用が自宅〜駅間のシャトルランと完全に街乗りメインで燃費面ではプリウスが勝ることから、そちらに決定された次第でございます。教授氏からご指摘のあった住環境に関する面では、現状でもパワー不足を感じるほど車に積み込む機会はあまりないし、むしろ自宅から駅までの経路では電力回生しやすいので「プリウスだとEVモードにしとけばエンジン使わなくても片道はなんとかなっちゃいそうだお!!」という逆転の発想です、坂的な意味でw ガス車という選択肢も無くはなかったのですが、父親が「イデオロギーとしてハイブリッドにする!!」と宣言しちゃった以上、ねぇ。。。


結局"ハイブリッドとして"の完成度の高さ(燃費面)から、プリウスを選ぶことになりました。
ホンダさんがもうちょい商売上手なら、違う結果になっていたのでしょうけど。。。




その後、商談をまとめるついでに僕もプリウスの試乗に行ってきました。短い距離を45km/h程度での走行にとどまりましたが、感想としてはなんだかクルマというより電車を制御している感じ。
CVTで変速ショックが無いことは当然なのですが、それ以上に起動がモーターによることで最初の加速感覚が(違和感までは感じないけど)異なりますし、途中でのエンジンへの切り替えも何の違和感も無くいつの間にか行われているので、極端に言えば"モーターで走ってる"感しかしないのです。高速や山道ではまたちょっと違うのだろうけどね。エンジンも静かだし、基本的に起動時には作動しなくて走行中いつの間にか思い出したように動いてるので、なんか動力源としてのエンジンというより空気圧の代わりに電圧を供給するコンプレッサーみたいな。ナビの表示を見ていると、試乗車のバッテリー電圧が最初から低かったこともあってエンジンで動いてた比率も高かったハズなのにね。アクセルも勝手に回生ブレーキが介入してくるブレーキも、感覚としてはクルマの踏み込むイメージより電車のマスコンノッチに近い気がしました。ほんとに最新の都市型通勤電車を動かしてる感覚。
そういう意味では、"アクセルを踏むとエンジンがそれに呼応するかのように応えてくれて、"といういわゆる"クルマの楽しみ"みたいなものとは発想からしてかけ離れているので、そこがちょっと名残惜しくもありますが・・・。





納車は昨日工場に問い合わせたところ、思っていたよりかは少し早く8月下旬になりそうとのこと。
それまでの間、今のクルマでの走りを存分に楽しんでおくことになりそうです。