番外・新型アクセラスポーツ感想編!

今回の旅行、2日目と最終3日目はレンタカーを借りて行軍していました。2台借りたうち、Yaenさんがハンドルを握らせていただいたのは新型アクセラスポーツ15C(1500cc・CVT)! ほぼ全行程を担当させていただき楽しいドライブができたので、写メ撮るのを忘れたのがとても惜しいけれども記録でもしておこうかと。


ちなみにもう1台は旧型のほぼ同仕様車(5ATになるけど)だったのですが、運転担当で別の人間がついてたこともあって今回Yaenさんは乗り込みすらしませんでした。比較とかもできればよかったなー。




アクセラスポーツ15C(1500cc・CVT)
■走行距離:約310km
■給油量 :21.9l
■燃費  :約14km/l


○だいたいの走行経路
1日目:博多→半道橋IC→(福岡都市高速2号線・九州自動車道大分自動車道)→湯布院IC→由布院うろうろ
2日目:由布院→(県道11号線)→別府・血の池地獄→別府IC→(大分自動車道宇佐別府道路・国道10号線・椎田バイパス・国道10号線)→小倉東IC→(九州自動車道)→門司IC→門司港駅関門橋ふもと→門司港駅→(国道198号線)→小倉駅




今回は基本的に4人乗り。いちおうある程度乗員に配慮して、丁寧な運転を心がけたつもり。


乗って最初に感動したのは、CVTのフィール。特に普段はCVTといえば燃費優先のコンパクトカーに借りて乗るためアクセルON時の加速とエンジン音とのギャップや加速後と減速後のフィールに違いが生じて違和感を感じることが多いのですが、このアクセラCVT制御にはいままで感じてきたそうした違和感が全く感じられずにすぐ馴染んだので、この部分はものの50m走っただけで感動してしまいました。
それから高速走行や由布院から別府までのワインディングなどで感じたのですが、シャーシや足回りの剛性感のよさ。さすがにYaenさんは正直シロウトなのでそんな細かいところまではわからないけど、うちのプリウス(2代目)や今まで乗った他の車と比べて明らかに足回りがしっかりしている。4名乗車の状態でコーナーに少し早めの速度で飛び込んでも全く不安定になることなく決めた舵角どおりのラインで思ったように走ってくれるし、高速での直進安定性もいい。普段が重い割にやわらかい味付けの車に乗ってるからかもしれないけど、剛性感があるからといって乗り心地もゴツゴツする感じもなくむしろ良好だったのでこの部分はかなり良く感じられた。さすがは「日本製欧州車」とも呼ばれるZOOM-ZOOM、こうなってると走るのがラクだしすごく楽しいw「足回りがしっかりしてるだけでクルマはこれだけ違うのか!」ってのを走りながら痛感した。
それから地味ながら車内はすごく静かに感じた。さすがにEV走行時のプリウスには敵わないけど、うちのプリウスもエンジンが始動してしまえば案外エンジン音はうるさかったりする*1し、それと比較して全く気にならないのだから静粛性もレベルは高いハズ。他にも左右独立フルオートエアコンや燃費等の液晶表示の見やすさとか、装備面も車格を考えればとても良いと感じられました。エンジンブレーキ効かすために7段マニュアルモードも一部使ったけど操作性も悪くなかったし。
何より、こうした性能面の良さのおかげかはたまたシートが身体に合っていたのか、2日間で少なくとも300kmはハンドルを握っていたにも関わらずほぼ全くそのことによる疲れを走行中に感じることがなかったことは今になって振り返ると驚き。


一方、個人的に気になった点は正直そんなになく、・・・回せば回すほどトルクが出る(=回さないと比較的トルクが出ない)エンジン特性や違和感のないCVTの代償か、アクセル踏み込まないとあまり加速せず、車内表示の燃費が思ったほど伸びないことかな? ただ、燃費に関しては最後に満タン法で計算してみたら車内表示の値よりむしろ伸びていたし・・・。
あとは、遠くて高い位置にあるサイドブレーキが位置的に少々使いづらくて最後まで慣れなかったぐらい。よく批判されるらしい内装の質感も、悪いとは感じなかったし良かったよ。



全体的にすごく好印象で楽しく運転させてもらいました。何度も書くけど、「足回りがしっかりしてるだけでクルマってこんなに違うのか!」。今回の旅行が個人的にとても楽しかったのもコイツがその一因であるかもしれない。
前衛的なデザインもすごく好みだし、これで数年後に今回の1500ccのエンジンも直噴化されてi-stopが付けば、・・・そのころにはYaenさんにもなんとかクルマ買うだけの収入とかあればいいなー☆ ・・・とか思ってしまった。。。

*1:しかもHVの特性上、走行速度やアクセル開度に必ずしも比例しない