今年もあとひと月。

12月になりました。Yaenさんです。



今日の京都は雲ひとつなくとても空が澄んでいて、夜になるとツリーをはじめとする大学キャンパスの上に深い紺色の夜空と明るい満月と星々とが広がっていて、とても美しい景色だなと感動したりしていました。ここ数日は近所の紅葉も真っ盛りでそれにもまた感動したりしていたので、何故この季節になるとこうも景色が美しく見えるのかが不思議に思えるくらいです。ぃゃ、他の季節も他の季節でそれぞれに美しい風景を持つと思うのだけれど。ただそれでも、同じ対象を見るのであれば個人的には秋から冬にかけての景色というものが最も美しいと思うのです。
やっぱり単純に気温が下がると空気が澄んでくるからか、それとも気温の低下にともなって空気中に漂う水滴の量が増すことで明かりをはじめとする色彩が幻想的に見えるようになるからか、そうではなくて寒さによって我々自身の"ものをみる目"の感覚がより何らかの方向に感化されているからなのか。・・・考えてみればキリがありません。そしてそのどれも、論理的に破綻していない限りにおいて何らかのカタチで正しいものなのでしょう。
そういう風に考えてしまうところに、季節の訪れをまた一段と感じます。



一昨日の日曜日より、キリスト教の暦ではアドベントというクリスマスを待ち望む季節に入ったみたいです。時折キャンパス内にも響いてくる隣のお寺の鐘の音も、なんだかこれまでと比べるとより一層澄んだ音を我々の深いところへと染み入らせるかのように響いています。
この季節は、僕にとってもひとつとても大切な季節。今年のそれがまた良きものとなることを切に願いながら、これからの一ヶ月を過ごしていきたいなぁと思うのです。



とりあえず、目の前にある"うた"の方のクリスマスの本番とゼミの発表、がんばろう。